ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

紅茶占いのカップ、、新宿 自家焙煎珈琲 凡/ハリポタ トレローニー先生

新宿にある自家焙煎珈琲「凡」を訪ねた。

カウンター席に座り、紅茶党の私は、自家焙煎珈琲と謳っている喫茶店にもかかわらず、迷いつつも今回は紅茶を注文。

紅茶なので、ポットと器がまずは別々に、空のカップ&ソーサーが目の前にやって来た。
英国の陶磁器メーカー、エインズレイ社製の紅茶占い用の珍しいものだ!カップの中側の縁や奥に見たことがあるような無いようなマークや記号が書かれているのに見入り、両手でひっくり返して銘柄を見たりもしていたのを、マスターは気づいたのだろう。カップやそれにまつわることについて話しかけてきてくれた。

マスター曰く、ヒッチコック監督の『北北西に進路を取れ』の中に紅茶占いのシーンがあるという。紅茶占いのいかがわしい男性が出てきて、ある女性を占う標的にする。だがその彼女は騙されず、気の利いた返しでやり返す。その辺が皮肉の効いたヒッチコックらしい と言う。
(マスターの説明はもっと具体的だったが、ここでは省略した)

映画のこのシーンは、筋書きに影響するような重要なシーンではないみたいだが、そういうところのやりとりにもヒッチコックらしさが光り、また、(ご職業柄もあるかもだが)そこがマスターの印象に留まった などは、さすが粋ですね。

「凡」はクラシック音楽が流れるシックなお店で、ベテランのマスターは、文化全般に造詣が深いのであった。無駄口は叩かぬ感じにお見受けするが、にもかかわらずこんな話を伺えたことは幸運だったと言えよう!


この日折しも、私はハリポタ・スタジオツアー(としまえん)に行った帰り道、ちょうど乗り換え駅だった新宿で、ここ「凡」に立ち寄ったのだった。
たった今、占い学のトレローニー先生に会って来たばかり(!)なので、このカップは奇遇だった!そんなことを私もマスターに話した。


北北西〜の件の男にしても、ハリポタのトレローニーにしても、さすがに「紅茶占い」の信憑性はいかがなものか!?
そんなことを思いながらも、本格的にサーブされた紅茶を美味しく味わったのだった♡

今日は紅茶にして良かった!


ここのカップ&ソーサーはどれも美しく高価な物で、自分にサーブされた器についての写真と簡単な解説が載ったカードをいつも頂けることが嬉しい♡
ここでは、どんなカップに出会えるのかもその日のお楽しみだ。

そもそも私が「凡」を知ったのは、以前TV「ラヴィット!」でノンスタの石田さんがお気に入りのお店として紹介したことによる!
東口の駅近くの喧騒とは反対に、地下1階に降ると落ち着いた異世界が広がっている。
今や私からも、オススメの喫茶店だ♡