ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

コントラポスト、、ミロのヴィーナスとルパン三世の立ち姿

「片方の足にだけ重心をかける これをコントラポストと言います」

YouTube山田五郎のオトナの教養講座」‘ 完全解説!ミロのヴィーナス’ 編における五郎さんの解説だ。
尚、ヴィーナスについてのその先は、面白いので是非本編の方をご鑑賞下さい!


さて、このセリフで私がピンと来たことは、ルパンや次元達の描き方について、原作者モンキーパンチ先生が同じことを指示していたことである。
パンチ先生曰く、ルパンファミリー(除く、銭形警部)は、アウトローの人間なので、一方に重心を置くように描いて欲しい とのこと。
どこかハスに構えながらも、世の中を鋭く見つめる みたいなスタンスかな!?

このフォルムに ‘コントラポスト’ という言葉があることを今回初めて知り、個人的に、これは「戴き」でしたww


ただ、ミロのヴィーナスにしてもルパンにしても、このフォルムには体温を感じるような気がしている。動画内で対比されているように、直立して厳格なエジプト王の彫像に比べると、それがわかりやすいね。


ルパンファミリーの描き方は、時代を経、時を重ねるに連れ、初期の指示によるコントラポストにとどまらず、色々なカッコいいフォルムが生まれてきた。その中には、真っ直ぐに立ってこちらを正視するような精悍なルパン達 というのもある。これもなかなかに、いい!
どのルパン達もそれぞれに惹かれてしまうが、元祖は、パンチ先生のそういう指示があった、、その心は、そのようなことだった とは、「ルパン三世」の基本なので、是非忘れないでいて欲しい知識なのであ〜る♡