スアレスの同点弾で追いついた!
この3位決定戦でのカナダは、先々の為ターンオーバーの布陣だったので、大方の予想はウルグアイの楽勝だった。
その通り10分以内にウルグアイが先制したが、カナダは追いつき、追い越して行く!以後、スコア的に2−1と、カナダが有利な戦況となった。
だが、90分過ぎのアディショナルタイムで、スアレスが(同点に)こじ開けたのだった。
この試合の私のスタンスとしては、前半は、カナダ寄りの応援。だが、後半、スアレスの投入からは、やっぱり出来ればウルグアイが勝って欲しいなあ、、となったww
ご存知有能なプレーヤーであるスアレスは、これまで何かとお騒がせ選手ではあったが、とてもチーム思い(&家族思い)の選手であり憎めない部分もあって、応援する選手の1人なのだ。だが、前回のW杯では見るから太めの体型で重そうで、これまでのピッチでの抜け目ない動きを期待すべくもなくなっており、歳を取るとはこういうことかと、とても悲しかった。その後インテルマイアミへの加入が決まり、メッシなど往時のメンバーと一緒にプレーするという未来がいい刺激になったのか、また身体が絞られてきて、まだ行けそうだと思わせるようになっていた。
復活、いいね!
さて、日本時間で見やすい時間帯のコパアメリカを幾つか流し見してきた中で、カナダは勢いがあって、アメリカ、カナダ、メキシコの次回W杯合同開催の一角なだけに、頼もしくて何よりだった♡
今試合の前半、コーナーからのセットプレーで、倒れもしない体幹でバイシュクルで決めた若きカナダのコネ選手(20才なりたて!)。ただ、PK戦の直前、肩を組むカナダ選手達の中で、彼だけが直視できず地面に突っ伏している。大丈夫か?この人はキッカーなのか?と不安がよぎったら、案の定、迷いのあるキックとなり、コースを読まれ止められた。
これから、これから、、。
PKは、多くの若い選手が潜り抜けてきた難関なので場数を踏んで上手くなって欲しいし、きっとそうなるはずだ♡
カナダは、パネンカにトライした選手も外し、ウルグアイがPK戦に勝利した。
カナダの選手たちは、結局4位で終わったものの、PK戦も含め、若々しく怯まず攻めたて、期待が持てる好印象の試合となった。
W杯に向け、いい実践体験となったことだろう♡
試合終了後、そのまま中継を流していたら、授賞式までの間にウルグアイの後輩選手たちによるスアレスを胴上げが始まった。
ボールを片手に持ち至福の嬉しさに包まれるスアレス!胴上げから下ろされた後、スアレスの目には涙‼︎ 鬼の目にも涙!?
ユーロも含めて今回、クリロナといい、メッシといい、スアレスといい、後輩たちの支えと呼応し合っている温かい映像を見て、ホロリとなった。
そして、3位授賞式で銅メダルを胸にしたスアレスは、もう涙はなく笑顔だった。
皆んなで勝ち取ったメダルは、色が何でも価値あるなあ とじんわり感動した♡