今回の炎帝戦は従来と少し嗜好を変え、
全国を5ブロックに振り分け、好きな観光地を各々選び詠む(1stステージ)。
→各ブロック毎の1位、計5人で決勝戦(2ndステージ)を、新たな句によって競う
という形式となった。
夏井先生が少し手を加えるだけで俄然いい句になるのはいつものことだが、素材や土台そのものが、そもそもよく出来ているものが多くあったように思う♡
今日は1stステージ1位の中でも、個人的に印象に残った3人の俳句に絞って綴ることにする。
まずは、プレバト‼︎ でいつも推しているキスマイの横尾さん
雪渓(せっけい)のピザ屋 品川ナンバー来(く)
距離感、色彩、温度感などなど、実は技が詰まっている と夏井先生が解説。
先生はスタジオの若い観覧者に「解ってる?」
これを受け、浜田さんが「解ってないですよ」
と笑わせたが、いえいえ、横尾担とかキスマイファンの人達は、一緒にプレバト‼︎ で俳句を学び成長しているので、解ってるよねえ!? 私は知ってる♡
次は、このところ好調に俳句を詠み続けている千原ジュニアさん
舳先(へさき)より 泡盛の神酒(みき) 一礼す
沖縄・宮古島での一句。自然への敬意が美しい。ジュニアさんらしい繊細な目の付け所だと思った。
ちなみに、京都・福知山市が句碑を作ると決めたジュニアさんの俳句も載せておくと、
故郷(ふるさと)の苜蓿(もくしゅく)の香は濃かりけり
番組では、各々が後に続けと頑張った!
最後は、ダウ90000蓮見翔さん
釧路駅 知らないコンビニの 冷房
ネタバレすると、蓮見さんはこの後の決定戦も制して優勝したのだが、その俳句は、
夏暁の納沙布(なつあけののさっぷ) FMのノイズ
夏井先生によると、
「リアリティーは物事の細部にある」
とのことで、両句とも、それをよく具現化していた。
この指摘は、俳句以外にも通用する気がして、個人的には心の留め置きたいセリフとなった。
蓮見さん、優勝おめでとう♡
それから、俳句とは違うことだが、今日挙げた1位の方々は奇しくも3人共、最上段席に行き着くまでに人々の前を通る時、軽く会釈をしながら行く姿にも感心した!
いつも番組では他にも、演歌歌手や落語の人などは特にその辺がきちっとして当たり前化していることに気づく。こんなことは、うるさ方の指摘みたいだが、褒めポイントなのでいいよねww
慌てている時などは仕方ないが、そういう配慮は、見ていても気持ちいいものだ♡