ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

ホッとするひととき、、茶亭 「羽當 」にて


「純喫茶系の珈琲店の経営は厳しくなっている」という記事を、少し前に見かけた。街には、スタバやエクセルシオールタリーズなど半セルフ方式のチェーン展開の店は多く、私も結局はそういう所を利用している。
だが、たまにはゆっくりと少し落ち着いた照明のお店でお茶を楽しみたいと思う。この手のお店は、大きな街でもなかなか探せなくなっているので、この記事を読んで「道理でね」と残念に思ったものだ。


そんな時、友人に教えてもらった、渋谷の茶亭 「羽當 」(チャテイ ハトウ)という珈琲店に行ってみた。
中は結構広いのに、ここはいつも混んでいるらしく、お昼過ぎでも少し待ってから席へ、、。カウンター越しに、マスターが寡黙にコーヒーを淹れている。私はホントは紅茶派で、ここにも紅茶はあるのだが、こういう時、私は珈琲をいただくことにしていて、無難にブレンドコーヒーとチーズケーキを注文した♡

ちょうど私のカウンター席の前にケーキの冷蔵ケースがあって、色々と注文されたケーキをそこから出し、切り分けて皿に盛る という作業が目の前で繰り広がる。お陰で待つ間も退屈しない!中でもシフォンケーキが一番人気のように感じたが、様々な自家製のケーキの色に合わせて洒落たケーキ皿を微妙に選び分けているように見えた。
マスターの後ろの棚には、美しいコーヒカップと受け皿がセットでずらっと並び、そのどれが自分の所に運ばれるかも楽しみなのだ。


お店には常連客の他、意外にも若い方が多く、カップルや女子同士、また、私のようにソロの客などまさしく老若男女で、中には、言葉から海外の方も多いように思った。客同士の間隔は結構狭いのだが、友人と一緒の方々はもちろん、一人の客でも自分とゆっくり向き合うことができる雰囲気があるので、そこが気にならないのが不思議だ。
そんなくつろげる空間が演出されているのが魔法のように感じられた♡
そんなところも人気の秘密なのかもしれないね。


最近、朝のTV番組「ラヴィット」で、ノンスタイルの石田さんお薦めのお店として、新宿の「凡」という喫茶店が紹介された。その映像から、カウンターの雰囲気が「羽當」と似ていたので、こういう店はまだある所にはあるんだなあと思い、このテーマを書くことにした次第。
「凡」の方も良さそうですよ。


私が「羽當」で戴いたコーヒーとケーキはもちろん美味しかった。私は恒常的にダイエット中の身なのだが、この日は禁を破ってケーキまで!
後悔はないw

コーヒーには詳しくないため、豆について帰ってから早速調べたら、ザックリと、アフリカ系は酸味が強く南米産はまろやかという傾向があるみたいネ!
今度行った時は、酸味少な目のブラジル産あたりを注文してみようと、もう決めてかかっている♡