このところの寒波で、ホントは「真冬のボサノヴァ」のタイトルにしたかったんだが、暦の上ではもうすぐ立春なのでネ、、寒い日 くらいにしておいた!
夏に聞くラテン音楽は当たり前だが、冬(と言ってしまう!)に聞くラテンは、オシャレだと思ってる。
気分を夏に飛ばすのよ!!
地元のスーパーで、最近、店内のBGMでかかっていたのが、ジャズオルガニスト “ ワルター・ワンダレイ “ による名演「サマー・サンバ」だった。
彼の “ Rain Forest “ というアルバムから、他の曲も数曲続き、全て良くてね。このアルバムはその界隈では人気なのだ。
以前弾いていたエレクトーンで、発表会前に先生から、「曲、何にする?」と聞かれ、好きだったので「サマー・サンバなんかはどうでしょう?」と応えたら、「ワルター・ワンダレイ? (やめた方が、、)」との反応!
そのこころは、彼自身による名演が有名過ぎて、多分絶対(!)、より上手く弾ける人なんていなくて、聴く側は、残念ガッカリの引き算でしかなくなるからなのだ。世に、手を出さない方がいい曲っていうのはあるようよw
結局、その時はボズ・スキャッグスの “ swan ” を先生アレンジの楽譜(おんぶにだっこネ)で弾いて、事なきを得ましたw
(この場合は、元の曲が、ボズによるオルガン演奏ではないのでセーフなの!)
ワンダレイの「サマー・サンバ」には、起こした楽譜があるのでありがたい。それに基づいて彼の演奏をかけながら一緒に弾くと、とても気分がいい。つまり、ただその気になっているようなものなのだけど!
だが、ところどころ楽譜には表れない彼の絶妙なタッチと間合いがあり、自分との違いがあって、、そう来るか〜って、あの垢抜けたカッコ良さには舌を巻いていた!
ギター演奏なんかでも、こんな経験された方いるのでは?
それこそが天才のフィーリングなんでしょうね。いつも感服してました♡
ワンダレイ自身は既に故人だが、人気なので、演奏は今だに出先で結構お耳にかかることがありますよ。皆様も是非、把握してみて!!