今日、NHK SONGSで、歌手人生50周年を記念する郷ひろみさんの放送があった。TVで彼の特集を見かけると、やっぱり見たくなるし、そして書きたくなる!今日もそのノリで綴ってます。
この特集では、彼の歌手生活での(裏側の)努力も披露してくれて、私的には、人生の先を行く先輩を見倣いたい思いで、番組を堪能させてもらった。
郷さんは2002年に渡米、40代、50代を見据えて、あらためてヴォイストレーナーについて一層のブラッシュアップを図る。さらに、2014年のポリープ手術からの医師と二人三脚でのリハビリをしたことなどは、知らない一面だった。先の回復がはっきり見えない中でのメンタル管理は、尋常ではなかったろうと推測する。彼は言う、「性格的に “ 郷ひろみ “ である為の、その時々の選択はしないではいられないのだ」と。16歳でデビューした当時は、彼にこの魂を見抜くことはできなかったが、こんなスゴい人だったんだと、彼が歳を重ねるほどに見上げていってしまう!
今なお、アスリート並みの身体のトレーニングをされていて、紅白トップバッターの入りの駆け足(!)などを見ると、なるほどこういう風に役立つんだなと納得だった。
自分で題名を考えたという新曲「ジャンケンポンGO!!」、、郷さんのコミカルな魅力も詰まっていて、いいね!
郷ひろみさんは、いつも機嫌が良くて、気さくで明るい。単なる歌手に留まらず、THE エンターテナーなんだなと今回もつくづく思った次第。
以前、郷さんについて書いたものを続けます。宜しかったらご一読下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
80年代、品川の新高輪プリンス飛天の間で開かれた大学の謝恩会のこと。
開会の少し前から会場の一角が騒がしく、何かと聞けば、郷ひろみさんが、当時の婚約者(彼女は卒業生として式の出席者)と2ショットでいるという。
華やかなその周辺は人混みで近寄ることもできず、私は遠巻きにその様子を楽しんでいた。同期がもう結婚かぁ!
郷ひろみさんに関する最新の文春オンライン記事を読んだ。
彼は当時からずっとスターだが、私はむしろ後半のご活躍に注目している。
圧倒的スーパースターとしての特殊な人生とは思うものの、少し先をイキイキと生きる姿に、今となっては励まされ、学ぶところが大きいのだ。
彼は読書家でもあるという。常に、色々と仕入れているんだね。
彼は、自分にはストイックでも、周囲へはいつも “気がいい” 感じをさせる人だよね♡
夥しい数々のヒット曲の中でも、異彩を放っていると個人的に感じているのが、「林檎殺人事件」だ。
樹木希林さん(とってもお若い!)が、郷さんの周りをクルクル(フニフニ?!)おどけてコラボされているのも可愛らしい。
♪ アア 哀しいね 哀しいね
〜
アダムとイヴが林檎を食べてから
フニフニ フニフニ 跡をたたない
アア 哀しいね 哀しいね ♪
この曲は、メロディーも歌詞も振付も全てにユニークで、おどけて明るいテイストながら、歌い出しと終わりが「アア 哀しいね 哀しいね」となっているところに、一抹のペーソスを感じて、洒落た曲だなあ という思いをずっと抱いていた。
歌のイメージやコンセプトは、プロデューサーの久世光彦さんによるもの。
そして、彼の意向を受けて、阿久悠さんが歌詞を編み出したという。
主演のお二人はもちろん、メロディーや振付も含め関係者のみなさんの「遊び」と「深み」が冴え渡っていますよね♡