ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

ミケル・アルテタ監督 控室での教え  from アーセナル  “All or Nothing”


ロンドンからTシャツが2枚届いた。
その黒地のシャツの前面には大きくイラストが描かれている。グーナー(アーセナルファン)の息子が友人の分と2つ注文していたものだった。

家では、サッカープレミアリーグのクラブチーム、アーセナルの苦闘の日々のドキュメンタリー動画「オール・オア・ナッシング〜アーセナルの再起」を見ていた。その中で、試合を控えた選手達を前に、ミケル・アルテタ監督が控室でボードに絵を描きながら「重要なこと」を熱く語っていたものが、Tシャツとなったのだった!


ボードに、監督自ら描くイラストでは、
左側にはハート(大きな心)、右側には脳ーbrainの絵(頭脳)、真ん中にはヒト型の絵(サポーター)が描かれている。
対応する言葉はそれぞれ、
passion(情熱) 、clarity (明晰)、energy (応援のエネルギー)だ。

この3つが繋がった時、「自分は強くて無敵で誰にも止められない」と感じることが出来る と説く! 
アルテタイズムでいうところの三位一体だね。
この熱い言葉と可愛いくもあるイラストがグーナーの心にも響いて、商品化されたのだ♡


アルテタのこの時の教えで、特に印象的だったのは、
ボードにただ単語を書くだけではなく、選手達に解り易く図解で示したこと。
また、パッションだけでなく、コントロールして決断するためには、「頭(頭脳)」も使え と説いたことだった。
アルテタ曰く、選手にこの2つが揃ったのをファンが感じた時、熱いエネルギーを届けてくれる というのだ。
熱いハートと共に、適切な冷静さも要求するところが、どこか哲学者風なアルテタらしいネ♡


数年前、アルテタが低迷するクラブを任せられた当初、彼に対してはグーナーも半信半疑だったらしい。
すぐには結果に繋がらない時期の苦闘、それでも幹部が彼を信じ、使い続けてくれて、上述のような試みを重ねてきた応えが、今に繋がっている。

連戦の疲労や不調など行方は未知だが、監督も選手もサポーターもスタッフも、一丸となって前を向く♡