源氏物語で有名なシーンに、雨夜の品定めというのがある。雨夜に貴族の殿方が顔寄せて、これまでの女性経験をもとに女性をあれこれ批評するシーンだ。そこでは、中品(中流階級出身)の女性が良い なんて勝手なことを言ってるね!
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で前回、、義時に縁談が来て、相手の女性を八田殿に見極めてもらうというシーンがあった。そんなことまでは史実にはなかったろうから、ここは、脚本家三谷さんの腕にかかった笑える場面だった。大役を任された八田殿も神妙に、縁談の相手、のえ(後に伊賀の方)の振る舞いを影で観察しながら、うなづいているではないか!
で、八田殿による品定めの結果は、、すこぶる良い!
「見栄えも、、悪くない」だって。これはなんか失礼なような!
この時も義時はやはりうなづいてるではないかw
ハイ、決まりだねww
のえの手練手管に、男どもが見事に引っかかっていくのが可笑しかった。
さて、遠い昔、結婚相手をどう思うか、知人から私も相談されたことがある。
「、、、、というところ(欠点)もあるけど、どう思う?」って。
「そんな迷うくらいなら止めたら?」と、私。
「エ〜ッ!」と、知人。
その反応に、こちらも心の中で「エ〜ッ!」だった。
そのあと、頑張って取り成したっけなw
そんなことなら、相談しないでよ〜ww
どうやら背中を押してもらいたいだけだったようなのよね、、。
私と来たら、世に相手は “35億” と思うようなタイプだったから、私なりに、その相談に誠実に応えたつもりだったのに!
こちらも、知らずストレートパンチを浴びせるほどに若かったのだw
〈まあ、人には皆長所短所があって、それは人によってマチマチだから、ご縁あったがその人よ っていう考え方もある!〉
結論。もし、あなたがそのテの相談を受けたら、八田殿のような応えをして差し上げるのが宜しかろう ♡
その論拠は〈〉間に述べた通り!
そして、誰かに相談しようとしているあなた、、相談相手も困るのよ。
そんな大事なことは、自分で責任もって決めようね!