ルパン三世 & something

ルパンを語って、微笑みを届けたい  ルパンが好きな人も、これからの人も、たくさんルパンを楽しもう!

カランコエ、、次元讃歌 from 「グッバイ・パートナー」


小林清志さんへの追悼の意を込めて、昨年10月このブログに載せた文を再度upします。(ネタバレ注意)
「グッバイ・パートナー」の次元のラストは無言の美なので、そこで小林さんのお声が聞けるわけではないのですが、その時の次元の心が、次元の声で聞けるような気がします。

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テレスペ「グッバイ・パートナー」エンディング数秒に見る、次元の魅力を、熱くお伝えしたいと思います!


本作では、元カノの一人娘アリサを守る次元が、いいのです!
清純な美しさの少女アリサは、既に両親(つまり元カノも)を亡くしている。ピアノが好きで、ショパンコンクールを目指すピアニストの卵だ。

この子を守るためには、成り行きから、次元はルパン達にさえ銃口を向ける。
次元が「守り抜く」と決めた時の意志は固いね。


まず、この時バックに流れる「カランコエ」というED曲についても、少々触れておく。不二子役の沢城みゆきさんが、軽やかに爽やかに、優しい歌声を聞かせてくれている。視聴者を、ルパンワールドからもとの世界へ軽やかに戻してくれるようで、ジャズエッセンスも利かせ、さすがルパンを知り尽くした作曲家大野雄二さんの音楽なのだ。


映像に戻ると、
事件は無事解決し、ポーランドに戻ったアリサは、ショパンコンクールに出場。
演奏会場の客席の最後尾、ドアのところに、次元は立って見守っていた。
彼女が無事みごとな演奏を終えると、次元は、黙ってコンサート会場を後にする、、

ココ、はるばるやって来て、凡人なら「演奏会場に来てたよ〜」と伝えたり、「良かったよ〜」と楽屋を尋ねたりするかもね。そこには自分の承認欲求さえあったりしてネ!(それを悪いとは言わないがw)


次元の場合は、コンクールの結果にさえも頓着してないように見えた。
自分の耳で、彼女の美しい音楽を聞き、自分の目で彼女の復活を見届ければ、それ以上の「評価」は要らんのだ、彼にとっては。
(すぐ後に、ルパンが広げた新聞で、彼女の優勝を我々は知るわけ!凡人はちょっと気になるw)


無言で会場を後にする次元の映像は一瞬なのに、何度も脳裏で繰り返す。
次元の、控えめな優しさ、、人としてのあり方に憧れるなー。

彼の人生は、恋でさえも相手の幸せを考えて身を引く という過酷なものだ。が、他人軸に振り回されない、このように振り切れた清々しいシーンを見る時、羨ましささえ感じるものだ。
浮世にどっぷり浸かって生きている(生きるしかない?)凡人にとっては!!


それに、次元の元カノ(アリサの亡き母)との思い出の花でもある「カランコエ」という可憐な花を、アリサは、ピアノの上に飾っているんだよね。
不二子が言っていた、この花には「あなたを守る」という花言葉もあると。

元カノ、次元、アリサ、、なにか温かい心が巡っているな。


この日の次元の心は、きっと幸福感に満ちていたに違いない。
私はここに、究極の無私の幸せを見る!
人間、この域まで達せられたら見事なものだねぇ、、


もう次元讃歌が止まらないが、シャイな次元のことだから
「もう、その辺で止めてくれ」
って言ってるような気もする。それこそ席を立って出て行きそうだ!
そうおっしゃるなら、苦しいけど、次元讃歌はこの辺で止めときましょう♡