ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

マートル from「ハリーポッターと炎のゴブレット」/ アンジェリカ from「シェークスピアを知ってるかい」


ハリーポッターと炎のゴブレット」の登場人物で、ヴォルデモートがまだトムリドルの頃、分霊箱を作る時の犠牲者の1人となった「嘆きのマートル」
原作で描かれるマートルは、とても美しい女子学生だったそうだ。映画の方のキャラクターは、少しコミカル寄りに演出されているね。

そもそもマートルとはギリシャ伝説によると、ある美しい巫女をしつこい求愛者から守るために、女神ビーナスが彼女を植物マートル(ハーブ)に変えたのだという。
マートルは、純潔な美しさゆえに人以外に変えられたり、はたまた、偶然とはいえ殺されたりと、人として長く生きることは許されなかった宿命の乙女なのだ。

ハーブ研究家のベニシア・スタンリー・スミスさんの本によると、マートル(植物)の花で作るフローラルウォーターは、さわやかな香りで、切り傷につけたり打撲用の湿布に使えるとのこと。
きっと、マートルの優しさが鎮痛効果につながるんだね♡


ルパン三世」では色々なゲストヒロインが出てくるが、神話のマートルに一番近くて思い出される女性は、「シェークスピアを知ってるかい」に出てくるヒロインで、次元の元カノのアンジェリカだろうな。実は、次元回作品の多くで、次元は女に欺かれることが結構多いのだが、本作では、アンジェリカは一途に次元を愛していた、、
純潔なイメージの乙女で、人の善意を信じて疑わない、高潔な美しさがあるのだった。

再会の時、次元は彼女を守ろうと頑張るんだが、最期、地雷を踏んで落命してしまう。
ヴィランに対する次元のその後の行動は、もう、推して知るべしですね。
それにしても、次元、、あなたも罪な男よ。