ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

箱根彫刻の森美術館 開館式セレモニー


箱根にある「彫刻の森美術館」は、1969年に開館している。まだ幼かった私は、児童合唱団の一員として、セレモニーのお祝いの歌を歌いに、東京からマイクロバスで箱根まで。当日は、あいにくのドシャ降りで、バスから降りて館内に入るまでの間に、靴の中まで雨でビショビショ!大変な日であった。


晴れていれば、彫刻の点在する広いお庭で、ゆったりとセレモニーが行われるハズだったと思うが、急遽、館内で、叩きつける雨のガラス越しにお庭を見ながら式は進行された。本来なら来館客も多かったろうに、なんせ山の雨はスゴイからね、、式関連のエライ人と合唱の子供達、、ともかくも関係者で執り行われた。ちなみに、歌ったのはベートーベンの「第九」歓喜の歌だ!


神奈川県民なこともあり、その後も箱根には何度か行ったが、行けばいつも、芦ノ湖(遊覧船)とか関所跡、杉並木、大涌谷(黒玉子!)などのザ・観光名所を巡ることとなり、彫刻の森は、現地に置いてあるパンフレットを手に取りつつも、開館式以来、足を延ばすことはないまま今日に至るw
彫刻の他にも、芝の緑も美しく敷地も広々としていて、気持ちも広がるような場所だから、今度こそ行ってみよう!


西洋では、彫刻が割に身近な感覚にあるようで、イタリアなんて街の広場にも神話由来の像が、普通にあったりするよね。
国際青年年の海外派遣員としてノルウェーに行った際、首都オスロにある、彫刻で有名な「フログネル公園」に、団員皆で行ってみた。ここの場合は神話というより、哲学的テーマの彫刻が居並び、彫刻家ヴィーゲランの手になる数々の彫刻はとても個性的なものだった。その印象は、「独特」という表現に留めておこう!軽くカルチャーショックもあったなw
ここの公園の彫刻の数々は押し並んで、北欧芸術の精神性の深さを表現したものと言えよう。


自分が「ルパン三世」の不二子みたいな肉体美だったら、彫刻の美にも、もう少し頓着する人生だったかもだが、不肖、そうではなかったためか、彫刻への関心は、表面を通過する程度だったなーww
でも、山田五郎さんのような、凡人にも分かり易く説明してくれる人に、「なぜ、西洋芸術では彫刻の占める割合が高いのか」を、動画などで解説してもらうのを待ちたいと思っている♡
それも、待つ程度ではあるが!