ルパン三世 & something

ルパンを語って、微笑みを届けたい  ルパンが好きな人も、これからの人も、たくさんルパンを楽しもう!

「花嫁になったルパン」と映画「お熱いのがお好き」


ルパンの女装がキレイで印象的なのは、「花嫁になったルパン」のルパンと、「ファーストコンタクト」冒頭の女装のルパン。
どちらも歌舞伎のお山みたいに、女性の顔色無しの魅力を放っている!
ルパンはそもそも人としてチャーミングだから、オンナとしても素質大有りなのです。


「花嫁になったルパン」のヴィラン、オナベス氏は、金髪ショートヘアのルパンに早くもゾッコンだ。アナタもスキねえ!お宝目当てに同船していた不二子も肩無しだ!まあ、あのルパンには、確かにまた会いたくなる不思議な魅力がありますネ。オナベスがあまりしつこいので、ルパンは男だと明かすのだが、かえって気に入られた模様で、花嫁になることに、、!


そこで連想するのが映画「お熱いのがお好き」のジャックレモンだ。この作品の原題も洒落ていて「Some like it hot」。禁酒法時代が背景のコメディで、マリリンモンロー主演のとても粋な作品だ。邦題のイメージとモンローで、彼女のセクシーさを覚悟していたら、むしろチャーミング&ユーモラス。大好きな映画だ。共演は演技派の名優トニーカーティスとジャックレモンで、本作での彼らの面白さはモンローのお色気を上回る程なのだ。

あるいきさつで女装になった彼らは、モンロー属する女子楽団に混じってフロリダまで演奏の旅へ。着いた先のフロリダには、引退後の裕福なご老人がゴロゴロ!女装の男ジェリー(ジャックレモン)に早速一目惚れした大富豪の老人(こちらはオナベスと違って善人)は、「私はオズグッド3世だ」と自己紹介すれば、ジェリーも返す刀で「あ〜ら私はシンデレラ3世よ」とやり返す。他の女と違って下心が無いので、ルパン同様こんな返しも無遠慮にハッキリしていて、かえって惚れられてしまうのだ!途中、オズグッドとジェリーが情熱的にタンゴを踊るシーンで、ジェリーは次第にヤケになり薔薇を口にくわえ恍惚になっていくところが見ものだ!映画の最後で、ジェリーはかつらを取って「私は男だ」と、やはり白状するも、オズグッドは動ぜず、名言「完全な人間はいない」と平然と言い放ち、ハッピーエンド?

思うに、オズグッド3世のような境地に行き着けたら、人生上がりだね!!


ルパンもジェリーも女装の際に、なんとなればバレてもいいや位のいい感じの力の抜け加減と、むしろ女としての純度の高さもあって、ベテランのご老人達にとっては逆に新鮮なのだろうか? 
女装の2人のノリはどうも似ていて、私まで気に入ってしまいました♡



「花嫁になったルパン」は結局ルパン達が豪快に船からお宝をゲット、最後まで愉快な作品でした。