ルパン三世 & something

ルパンを語って、微笑みを届けたい  ルパンが好きな人も、これからの人も、たくさんルパンを楽しもう!

サウダージ

それ、行きます? というほどの翻訳難語だ。そもそも原語でも説明は無理だろう。
サウダージ」は、ボサノヴァの底流のある気分と言われる。私がボサノヴァが大好きなのは、多分この気分が心地いいからなのだろう。なんとか調べれば、「郷愁」などの訳になるようで、スペイン、ガリシア地方生まれの単語らしいが、今は、ブラジルポルトガル語文化圏の方が、似合っていると思う。以前、アケビータ(「ルパン三世」PART2「白夜に消えた人魚」より)について語った際、地酒の話をしたが、その土地で好まれる酒はその土地の人の好む味、というのに似て、サウダージの音楽は、その土地の人が肌でわかる感覚 ということなのだろう。カクテルのベースをスピリッツと言うが、まさにご当地の「 spirit ー魂 」なのだ。


「 Samba em preludio 」という曲を、お気に入りのブラジル人歌手 NOVA さんの動画で知った。共演のギターやパーカッションの男性達は、次元みたいに beard を蓄え、とても雰囲気がありますね! そして、この曲にサウダージの気分を感じた。なんと、あのバーデン・パウエルの作曲だった。歌詞は、「イパネマの娘」の作詞者、ヴィニシウス・モライス。黄金コンビだなあ。
生粋のブラジル人である彼らには サウダージ スピリット があり、彼らの生み出す音楽にはそれが滲むのだろう。


こうして語れば語るほど、意に反し、サウダージの気分からは遠のいて行く〜。
ヤダヤダ、この辺で退散しよう!
五感のことは五感に、だネ。
ボサノヴァを聞いて、あの浮遊感に、ただ身を委ねよう。