ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

銭形警部の本気 from「アルカトラズコネクション」

(注意!激しくネタバレあり!!)


銭形は警部としての腕前はかなりのモノだ ということは、ルパン通になればなるほど否定できない事実だ!
過去、色々な作品でその実力が垣間見えることは多いけど、今日は、テレスペ「アルカトラズコネクション」のラストの方のゼニのカッコいいシーンを振り返りたいと思う♡


途中から、何かと変なところも感じさせたヴィラン、テリー・クラウン。
今、ちょっと気づいたが、この話の舞台、豪華カジノ客船「マシンガン・ケリー」に、テリーの命名は似か寄せているかも?!
そのテリーが、まさか、敵の親玉とは思わないもんねー。
特に純なところもある銭形だから、疑うよりまず、信じたのだろう。

ちなみに、テリーの風貌は刑事コロンボそっくりで、テリー役の声優さんもコロンボ役で有名な小池朝雄さんなんだよね♡
全編、臨場感溢れて豪華なのよ!


ラスト近くで、敵テリーと対峙する銭形。
裏切られていた分、怒りは大きい。しかも、同業として だからね。
こちら側(視聴者)の裏切られ感も同様だ!


この時なんせ、さらにイイナと思うところは、側にルパン、次元、五ヱ門がいるのに、阿吽の呼吸とでも言おうか、ゼニの実力を信じて手出しをしないこと。あくまで、一騎撃ちをさせるのだ。こういうの、もし逆の立場でもそう思うだろうからっ てことなんだろうネ。
ク〜ッかっこいいね!

万万が一、銭形がしくじっても、ルパン達が仕留めてくれるわ 
なんて思ったり、
イヤそんなことがあってはならぬ、あろうはずがナイ! 
なんて思ったり、
見てるこっちも気持ちが揺さぶられるところだw


見事、決着がついた暁には、ゼニとルパンはいつものようにトムジェリに!!
本作はスタートからラストまで、作画も美しく音楽もシャレていて見どころ一杯で、ステキな作品よ♡

サッカー CL決勝! レアルvsリヴァプール


世にサッカーに詳しいファンは多いので、私の場合は「ルパン三世」の時同様、講評ではなく、この試合の印象と感想までを綴ろうと思う。


早朝4時キックオフなのでアラームセットで起きてみれば、35分遅れとのこと。解説者や一緒に見ていた息子達いわく、こういう遅れは選手達のメンタル含めたコンディションにキツイらしい。「そう、後30分ネ」なんてフワっとした感覚の人なんかいないのねーw
実際、試合が始まってみれば、例えばGKクルトワの神がかった連続セーブを目の当たりにすると、「一点集中ってこういうことね」と納得だった!


レアルのアンチェロッティ監督はイタリア人で、その連想からか、レアルの大型ディフェンス陣の居並ぶ様は、アニメ「イナズマイレブン」のカテナチオの画を彷彿とさせた。それに、後ろに控えしはクルトワだしネ!

リバポのサラーが何度もいいシュートを放つのだが、得点には届かない。

特にどちらに肩入れすることなく見始めたが、判官贔屓傾向のある私は、後半は、サラーに点を決めてもらいたくて気合を入れたのだが、、
追う側を応援するのはツライねww
さすが見応えのあったこの試合の結果は、1ー0。レアルの優勝!
マンオブザマッチに選ばれたキーパー、クルトワに異論のある人はいなかっただろう。
両チームの選手達の健闘を讃えます♡


スタンドには、ジダンご夫妻を始め、ラウルやブラジルのロナウドなど、歴代レアルのスター達が観戦、その姿がカメラに抜かれた。点を決めた時、ジダンは表情を特に変えず冷静だったが、試合終了時はちょっと笑顔が見えたよ。
ク〜、クールだね!なんとなく、目に浮かぶでしょ。


今年はワールドカップイヤーだ。いつもグループリーグを駆け上るに連れて、見どころある選手を覚えていく見方をしているが、今回は、それも近いということで、子供に、なるべく選手名と出身国名を言ってもらうよう頼んだら、特に長男が都度都度呟いてくれて、ありがたい!
今から少しずつ仕入れて備えていこうっとww

ドビーへ、、from「ハリーポッターと死の秘宝 part1」


ハリポタ「死の秘宝part1」は、これ迄にTVやhuluで何度か視聴している。

本作の終盤、マルフォイ家の広間で、ベラトリックス姉妹らを前に、ドビーが友情の口上を述べるシーンに、この度あらためて感動した。


そもそものハリーとドビーの出会いから、いつもドビーはハリーのため思ってハリーに良かれと思うことをやってくれて、時にそれがハリーを困らせたり、、!
これは、思うに親子や家族間にもありそうなことでもあるねw
そんな経緯がこのシーンではずっと回想されて、その後の悲劇を知っているだけに、なんとも切なくて色々な想いが心に深く蘇るところだ。


「ドビーは絶対殺しません  
 ドビーにご主人様はいません  
 ドビーは自由な妖精です
 ハリーポッターとその友人を助けます」
 
「なんと美しい場所  友達に囲まれて 
 ドビーは幸せです。
 友達と一緒  ハリー ポッター、、」


誰にも支配されない自由を手にし、それを誇りに思い、また、大好きなハリーやその友達を救う喜びを何よりの幸せと思えるドビー♡


カッコいいことを言うつもりはないが、自分も後半生に突入し、究極の幸せとは我欲のためより他人の喜びに役立てることなんだろう、、と薄々感じ始めている今日この頃だが、その境地に既に至っているドビーの気高さに感動するんだよね。
よほどの徳高き高僧でもない限り、大方の並の人間は、多過ぎる情報にグラグラしちゃったりして、そこには達せられないのよ〜(泣)。


性悪なベラトリックスの投げた短剣がドビーの胸に刺さって落命してしまうシーンが後に続くが、ハリーの手にしっかりと抱かれたドビーは、最期までハリーに友達としての喜びを伝える。
この辺りは、何度も感動や悲しみの涙に暮れるクライマックスシーンだが、
ドビーにしてみれば、本懐を遂げたという気持ちなのかもしれない、、。
(ハリーや仲間や視聴者は、とてもそんなに冷静にはなれないけどね。)


「ハリポタ」は、ダンブルドア校長が、たとえ、人の生死の危険を超えてでも、成長を促すべく近道を教えず、過酷なまでに真の教育者的な示唆を、ハリー達に課していく物語だとも思っている。
一方で、生物学的にはヒトではないドビーこそが、誰に教えられなくても、実は一番その域に達していて、「一番大切なことのために、危険をかえりみず、清々しく友情を果たす」という風に感じている。


だから、高らかに宣言するドビーのあの大口上がなんともカッコよくて、重みがあるのだ。
せめて、私達はこうべを垂れて、その生き様に拍手を送りたく、大向こうから声をかけたくなるような気持ちになるのだ。

郷ひろみさん、、林檎殺人事件 

80年代、品川の新高輪プリンス飛天の間で開かれた大学の謝恩会のこと。
開会の少し前から会場の一角が騒がしく、何かと聞けば、郷ひろみさんが、当時の婚約者(彼女は卒業生として式の出席者)と2ショットでいるという。
華やかなその周辺は人混みで近寄ることもできず、私は遠巻きにその様子を楽しんでいた。同期がもう結婚かぁ!


郷ひろみさんに関する最新の文春オンライン記事(22/5月)を読んだ。
彼は当時からずっとスターだが、私はむしろ後半のご活躍に注目している。
圧倒的スーパースターとしての特殊な人生とは思うものの、少し先をイキイキと生きる姿に、今となっては励まされ、学ぶところが大きいのだ。
彼は読書家でもあるという。常に、色々と仕入れているんだね。
彼は、自分にはストイックでも、周囲へはいつも “気がいい” 感じをさせる人だよね♡


夥しい数々のヒット曲の中でも、異彩を放っていると個人的に感じているのが、「林檎殺人事件」だ。
樹木希林さん(とってもお若い!)が、郷さんの周りをクルクル(フニフニ?!)おどけてコラボされているのも可愛らしい。


♪ アア 哀しいね 哀しいね
 〜
 アダムとイヴが林檎を食べてから
 フニフニ フニフニ 跡をたたない

 アア 哀しいね 哀しいね ♪


この曲は、メロディーも歌詞も振付も全てにユニークで、おどけて明るいテイストながら、歌い出しと終わりが「アア 哀しいね 哀しいね」となっているところに、一抹のペーソスを感じて、洒落た曲だなあ という思いをずっと抱いていた。


歌のイメージやコンセプトは、プロデューサーの久世光彦さんによるもの。
そして、彼の意向を受けて、阿久悠さんが歌詞を編み出したという。

主演のお二人はもちろん、メロディーや振付も含め関係者のみなさんの「遊び」と「深み」が冴え渡っていますよね♡

八芳園 お庭散策

来日中の米国バイデン大統領を、岸田首相が八芳園で接待するという報道を見て、今年2/13にupした記事を、再度載せることにしました。
ここは、日本の美を味わって頂くには、とてもよろしい所かと、、♡

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1月中旬のある昼下がり、都内港区の八芳園へ。
まずは、園内のカフェでお茶しながら、入り口でいただいたお庭の案内書を眺めて予習!その時、スタッフの女性が親切にも声をかけてくれたので、沢山の緑に触れたくてここのお庭をめざして来た旨告げると、喜んで見どころを教えてくれた。

中心に池のある回遊式庭園で、そのほとりの「水亭」は特にお薦めとのこと。実際、早速歩いてみたら、ホントに素敵でした。池の中に張り出して造ってある感じで、珍しくも足元には大きな石が幾つも敷かれている。
そこで暫く、池や景色を堪能した。


庭園には、石塔や幾つもの石灯籠もある。中でも「十三層塔」は、そこの解説プレートに、「〜剣客、荒木又右衛門の出身地、伊賀の上野にあったもの〜」とある。こういうの目にすると、私の場合、もちろん?!五ヱ門を想うw
この高い石塔の下段には、梵字が刻まれていた。


また、ここは「盆栽」でも有名らしく、樹齢は自分の歳を基準に〜なんて見ていったらとんでもなく、遥か樹齢525年の五葉松とか真柏とかも並んでいる。これだけの量の立派な盆栽を一気に鑑賞するのは初めてで、見事なものだ。なんか敬虔な気持ちになったね。中に、梅の鉢もあったが、もう蕾がふっくらし始めていて、小さな感動を覚えた。


この日は薄曇りの肌寒い日だったからだろう、お庭は贅沢にもほとんど貸切り状態で、返って静かに満喫できた。

錦鯉と言えば、最近ではM1優勝コンビを思い出すがw、ここでは、本当の池の鯉のこと!
色とりどりの錦鯉達も、真冬は寒いんだね、小さな滝の近くの石橋の下に、群れてじっとしていた。
肩寄せ合って、、という表現は変だが、そんな感じに見えたよw


緑に親しむ、、という目的で訪れたお庭だったが、お茶室などの日本建築や木々が美しく配置されてup downがあり趣たっぷり、思わず、日本の美を愛でられるひとときとなった♡

第一子の「無邪気発言率」

「無邪気」は、邪気が無いってことだから、普通はいい意味だよね。大人になってもこの心持ちは大切だ。

でも〜
「無邪気な発言」となると、少し話が違ってくる。
場合によっては、周囲がグサっとくることがあるのだ!
実際、「何でも正直に言えばいいってもんじゃ無い」とか「嘘も方便」なんていう言葉もあるほどで、、。


さて、あくまで個人的経験のみだが、このテの発言をしてしまう人って、第一子に多いような気がする。何故って、私の近い身内は、第一子率が高くて、よく、私が軽〜くグサグサ来てるからだww
それとか、側でハラハラする時もあったり!


私自身は第二子だ。私とて、これまで失言が無かったわけではないが、頻度はそんなに高くないし、私が周囲で遭遇するような類のものは、自分は言ったこと無いなー。
ちゃんと言う前に気づくもん! 
逆に、もし言うのなら、それはもう確信犯の時だもん!

(それにもちろん世の中には、第一子の中でも、しっかりと育てられた例外もあるよ。)

さて、「無邪気発言」がいつ頃まで許されるかとなると、やはり「無邪気」が最もよく似合う「子供」を脱する時までか?!
社会人になったら、下手すると、気をつけなきゃ舌禍事件になるよ〜w
自覚のある方は気をつけよう。
(これは、第一子でなくてもネ!)


ルパンファミリーをザッと見渡すと、それぞれ失言はあれど、この法則に最も当てはまりそうな人は、銭形だと思う!
(ルパン達が実のところ第一子かどうかは知らない)
直言と言えば、もう一人有名なのが五ヱ門だが、彼の場合は少年っぽさ由来な気がするw
(これについては、いずれ別立てで)
その点、銭形は、他の性質的にも第一子の匂いがプンプンするねww


言っとくけど、第一子には長所もたっくさんあるよ。総合的にはむしろ、より上回るくらいと思うよ、マジで。
そこんとこ、ちゃ〜んとわかっているからね♡

ただ、今日の視点では、ちょっと劣勢というだけだよ!

今度は “コンドル” にclose up ! from「五ヱ門無双」


ルパン三世」part3の「五ヱ門無双」は、試聴後感の清々しい作品。

(以前[21/8/5 up]、主に五ヱ門とコンドルにスポットを当てた記事を書いたことがあるので、よろしかったら合わせてどうぞご一読下さい!)

コンドルってやっぱりカッコいいな、、ということで今回は、よりコンドルに着目して描いてみました。


日本では、強い鳥と言えば、やはり「鷹」なのでしょうか?
鷹もコンドルも、猛禽類独特の鋭い丸い目を持っていますね。
鳥の分類では、コンドルはタカ目までは一緒のようで、親戚なのですね!
でも、コンドルの方は、顔の部分が赤くて、羽の色がは主に真っ黒、差し色に白があったりと、やはり何気に異国情緒を感じます。


名曲「コンドルは飛んでいく」は “サイモンとガーファンクル” が呟くように素朴に歌っていていい感じだけど、サンポーニャ(パンフルート)という笛(アンデスの民族楽器)の第一人者、レオ ロハス による演奏は、歌無しのものとしては、これまたステキなのです♡
サンポーニャの風を切るサウンドが、アンデスを優雅にゆったりと飛ぶコンドルにマッチしていて、より南米気分を味わえます。
聞いていると、コンドルみたいに、小さいことはどうでも良くなるかも知れませんw
色々な動画があって、コンドルの勇姿や奏者(レオ ロハス)、そしてアンデス雄大な風景などが見れるので、惹かれるものをどれかお一つ、どうぞ。

最後にやはり五ヱ門に触れると、彼も、時に横笛を吹く人なんですよね♡

「五ヱ門無双」では、和の五ヱ門が、アンデスの兄弟や風物に馴染んで、誰でもは簡単に認めないような、あの気位高いコンドルにも気に入られるしで、なんとも良きなのです♡