ルパン三世 & something

ルパンを語って微笑みを届けたい  他にも気ままに綴ってます♡

今日はちょっと戯れ言、、モロヘイヤ


モロヘイヤという野菜が、日本に入りたてで、まだ名称が確定してなかった時のこと。取引先との恒例の忘年会、品川のホテルでフレンチフルコースをいただくという機会がありました。
そして、当時は世の中、ヘアヌードで沸いていた頃でもありましたw


ディナーのスタートはスープから。
ホテルの人の説明、
「こちらは、モロヘア〜という野菜のスープです。モロヘア〜は、エジプト原産で、あのクレオパトラも好物でした!」
なかなかの強めのワードが並ぶ!!

いつも陽気な副部長は、さっそくこれに反応。
「モロヘア〜、これはまた、、(モゴモゴ)」
次長もニヤニヤ、下っ端の若手は、目配せして笑ってる。
双方の女子社員は、うつむき加減でクスクス。

まだ、緊張の時間帯なので、それ以上誰も何も言い出さない。
でもエライですね。常務や部長、上の人達はこれに無反応だった。
こういうのに耐えられないと、エラクはなれないのかなあ?!
こういう時私は、それ自体よりも周囲の反応を見ているのが楽しい。

いくらなんでも、モロヘア〜って!!
青果業界の人たちは、これじゃマズイと考えたんだろうね、美味いのに! 
ご存知、名称はモロヘイヤに落ち着きました。
ムバッペかエムバペか、名称が定まらない時期ってありますよね。あの混乱ですw


ちなみに、モロヘイヤは栄養があり、家ではお浸しにしてポン酢でよくいただきます。
花芽のところは毒があるそうなので、面倒だけどつまみ取ると安心です。


あの日のディナーはどれも美味しかったはずだが、このスープの思い出だけが鮮明ダw
あと、こんな戯れ言にエムバペを引っ張り出して、エムバペ、ごめん!

22/07/21 追記)
来日中のPSG のエムバペを試合で見て、過去の記事を思い出しupしました。
家では息子達が、高倍率のチケット入手にトライ、、次男が運良く当たり、次回スタジアムの浦和に友人達と観戦しに行くようです。
ハズレ組は、ネットで観ます♡

愛について真面目に語っちゃう! from「愛のダ・カーポ」


「まず自分を愛しましょう」ということは啓発本などでよく奨励されるが、HOW? WHY ?、、少しピンと来なかった。
本当の意味で、より深く人を愛せる条件は、自分がしっかり確立していること。ルパンで、そう納得した。


誰にも、愛情の核みたいなものはちゃんとあって、それは、皆、ちゃんと芽生えている。まずはそれでOKだ!
若いうちは、もがきながら個を確立する時期だから、どうしてもまず自我が先立つのは、致し方ないことだ。その時期は、それでいいとさえ思う。歳を重ねるにつれ、自分をだんだん確立させることができて、今度は愛情のベクトルが外に向き始め、溢れ出ていく順番が回ってくるといいな。


テレスペ「愛のダ・カーポ」では、不二子はいつもの彼女ではないのに、不二子とルパン、2人の印象が強烈だ。しおらしくなった不二子は、次元や五ヱ門にとってはむしろ望ましいはずなのに、彼らでさえそう思っていない。苦しむルパンを思いやる、ということもあるが、それだけではないようだった。
ルパンが、「不二子〜」と叫びながら、手を離さず必死に耐えるところは、涙ものだ。
真に人を愛するとは、こんなにも力強く、忍耐強く、時に苦しいものなのか。自分を、相手を、信じ抜く。生やさしい、ふんわりとしたものだけではないんだね。
不二子へのルパンの愛の深さには当てられるが、同時に、尊敬もする。


ルパンはいつも、自分にガッツリ自信があって揺らがない。
遠回りのようでも少しずつ、この素地作りをしていきたい!
そして気づいたら、いつか、より深く人を愛せるようになっている、、と信じて。

適材適所、4頭の馬の配置  映画「ベン・ハー」より


ベン・ハー」は言わずと知れた長編大作で、数々の名シーンがあり、そこの解説は他の方に託すとして、個人的には、地味だが印象に残ったあるシーンについて語ります。


後編の冒頭、アラブの族長が、戦車競技に出す馬の調教で難航しているところに、ベン・ハーが出くわす。4頭の白馬が戦車を引っ張り、走っている様をひと目見て、ベン・ハーは、その配置に問題があることを見抜く。馬の性格や走りの特徴を正確に言い当てて、その論拠を説明し、組み直してみると俄然よくなったのだ。せっかくいい馬達も、配置一つで機能しないなんてことがあるものなんだね。馬と一緒にしてはナンだが、会社なんかでの人事配置も同じなのかもしれない。
要は、いい軍師(目利き)がいるかどうか!!


族長がベン・ハーに騎手を頼み、後、あの有名な戦車競技のシーンに繋がるのは、ご存知の通り。ベン・ハーは、競技本番に向かう前、4頭の馬一頭一頭に優しく語りかけるところは、やっぱり「愛」の人だね。宿敵メッサーラとは大違い!


アラブの族長有する4頭の白馬の名それぞれ、アンタレス、アルタイル、アルデバラン、リゲル という一等星の名前。アンタレス(ギリシャ語 語源)以外は、アラビア語語源で、いずれも「駆ける(翔ける)」ことに何かしら関連していた。


試合では、メッサーラが、自分の戦車にギアをつけて次々に妨害。ルパン三世の「花と嵐も泥棒レース」でも、最終コーナーで、ル次の車が挟まれて、ギア付き車輪でやられそうになっていたネ! 結局どちらも、敵が自滅。


ベン・ハーが白馬と共に勝利した時の、族長の喜ぶ姿が目に焼き付いている。


追記)
サッカーとかの試合でも、適材適所、大事よねー。

「ルパン三世」のカップ麺、、from「ハリマオの財宝を追え!」他


ルパン三世」では、よくカップ麺が登場する。忙しい「おしごと」の皆さんなので、これは便利なんでしょう! PART2「最後の差し入れはカップラーメン」では、カップ麺の「特製ロープ製麺」を使ってルパンが脱獄、おしごと道具にもなっていた。3Dの新作「THE FIRST 」では、銭形がお預けを喰らった立体的な「カップヌードル」が、より美味しそうでしたネ。カップ麺大活躍だ!


意外にも五ヱ門はカップ麺(蕎麦)が常食! 「ルパン対スーパーマン」で、ゴエがカップ天ぷら蕎麦を求めて店を訪ねたことが、後の key になっていったし、「ルパンのお料理天国」でも、ルパンは不二子の誘いにいそいそ飛び出していく中、次元はお手製ベーコン豆、ゴエはカップそば麺を食べていたな。彼は、砂時計の3分を、見ずにピタリと当てていたから、これも修行の一環らしい!


テレスペ「ハリマオの財宝を追え!!」で、ゼニが、好物のカップラーメンの蓋に丁度いいって言って、なんと鍵のひとつ「熊の像」をルパンの部屋から持ち出した。さすがルパンとゼニは、不思議な糸で結ばれてますね!それがないと、後で困るとこだった。「ルパン三世」では、至る所で2人は持ちつ持たれつ。
ただ、ゼニはラーメンを3分待つ間、あの重そうな熊の像をカップの上に乗せて、ひっくり返らないかなあと、私、少し気が気じゃなかったんですけど!
そう思われた同じ方、いません??

「国境は別れの顔」のモニカ と  映画「カサブランカ」のイルザ


この2つの作品は、男女の関係がなんとなく共通する。


始末に負えないのは、多分、男(次元、リック)の方が、女(モニカ、イルザ)に、より惚れちゃってるのよね。
状況は違えど、モニカもイルザも男に銃口を向けるシーンがある。モニカは自分の夢の為、イルザは夫の旅券を得る為に(結局、相手より自分の願望を優先)。どちらも男への愛は、次点だ。天性の悪女とはこういうタイプ。だが女自身にはその自覚は全く無く、ただまっすぐに生きているだけ、、、。

2人の女性は共に、そのわがままが許されてしまう程に魅力に満ちていて、惚れちゃった男は、the end !
2人の男たちは、「向けられた銃口」のショックを乗り越え、最終的には、リックは旅券を、次元はダイヤを、相手に「自発的に」渡す。この「自発的に」というところは、結構ミソで、自分は一旦は担がれたかもしれないが、「俺って男は、こういう男なんだ」ってことを、女に伝えたいのだ、せめて、、
のちに、思い出で惚れてくれればいい、と? ロマンティックなのは、男だ!
不二子に言わせたら、「馬鹿なダンディズムね」ってなりそうだが、次元もリックも、いわばそこが自分の核だからね。


ラスト、2人の男は、自分にケリをつける為の儀式を必要としていた。
別れ際、リックがイルザに、饒舌に理由(理屈?)を語り出すシーンは、イルザは動揺して訳わかっちゃいないから、結局それは、リックが己を説得させるものだった。

自分に酔ってる? いやそのくらい許してあげようよ。


次元は、別れた後、旅券を高く放り投げて、写真を撃ち抜く。
「惚れた自分」「馬鹿な自分」への自嘲か。

次元の腕前だから、しっかり命中しちゃうわけで、その瞬間、見ている私たちは、「ああ〜」と衝撃を受ける。
次元回は、余韻が半端ない。

数える五ヱ門、五ヱ門と数字


五ヱ門はよく数えているw
今日はそんなエピソードを挙げてみよう!


「108つの鐘は鳴ったか」での、ルパンとゴエの会話。
   「ところで今の鐘はいくつ目だ〜?」
   「確か99個目かな」
それ、数えてたの?


「白夜に消えた人魚」で、斬鉄剣で切り離す車両を、列車の下からゴエが数える、緊迫のシーン。
   「来た、1両、2両、3両!」


テレスペ「愛のダカーポ」での、ゴエによる次元への人工呼吸の回数は27回!
この回数は、ゴエの申告によるものだ。


以下は、彼の数字にまつわるエピソード。

ゴエは動体視力が異次元で、「炎の記憶」では、修羅場の中、暗号の数字を止めていく時その才能を発揮。そんな能力があるから、「これが終わったらカジノに行こう」と次元に約束され、エンディングで本当に、2人はカジノへ行っていた。そこでゴエは、涼しげにスリーセブンを決め、かたわらで金貨に埋もれた次元はご機嫌!
彼ら、ご褒美は自力なんだね!!


「こんにちは地獄の天使」で、少女フローラを襲うためのルパンの仕掛けを評して、
ゴエと、次元、2人が、岩場で釣りをしながらのおっとりのんびり会話から、、

 「愚かな。15歳といえばもうオトナじゃ。あのような子供騙しで。」
 「奴(ルパン)は、女を甘く見過ぎてるんだよなあ。」

おや〜? ここのセリフは聞き逃せませんねえ!!
ここの2人は女子には早くも15歳から警戒するの?
それに、ゴエの「もうオトナ」ってこのセリフを彼に言わしめた意図は何?
ゴエは一体、何を知っているのか、知らぬのか!?

見た目が迫力の女キャラ

印象的な方々、列挙します。(あくまで私見です!)

マダムドブース「狼は走れ 豚は転がれ」
マダム ドブス、、、、いくらそう見えたからって、銭形、そこで切らない! こういう時のゼニの一言は、ゴエに通じるものがある。女の扱いがイマイチで正直、こういう人は舌禍事件を起こします。
気をつけましょう!

ルクレティアボルジア「毒薬と魔術とルパン三世
(前回の「カリオストロ錬金術、ボルジア家の毒薬」をご参照)

ボニー「クラシック泥棒と九官鳥」
完全に夫を尻に敷いていた!

峰ブジコ「第4次元の魔女」
ブジコを見て、ゴエの発した有名な一言「ブスタンク」は、この作品です。いくら何でも、不二子もよくこんな姿に扮したものだね。

この辺りからは、巨漢の迫力ではありません↓

マダムドコンジョ「老婆とルパンの泥棒合戦」
名前の通り、ど根性が迫力もの。一人で健気に新聞社を切り盛りする彼女は、どこか可愛いいんだな。私は、この人、好きですよ。ルパンに狂言自殺しようとして見せるあたり、タダで歳を重ねていませんネ。ルパンもお手上げでした。楽しくて大好きな作品です。
なお、彼女の息子が巨漢だった!

ウクライナの銀狐(シルバー夫人)
    「ニセ札作りを狙え!」
通称と見た目がピッタリ。どこか品がある?

藤堂昌江 テレスペ「血の刻印」
声と性格が迫力あり。着物なのに外股みたいな歩き方とか雰囲気とかもかな。意地悪な人でした!

あ、あと、巨漢キャラに、マダム・テキーラも加えておいてください!